FontAwesomeKitを使用する手順
はじめに
「Font Awesome」というwebアイコンをiosネイティブアプリで使用するためのライブラリです。
これを使わないでも「Font Awesome」を使用することは可能なようです。
しかし今回はアプリの画面下に設置するタブ(UITabBarItem)でこれを使用したかったのですが、テキストとしてではなく画像として使用したかったためこれを使用することにしました。
CocoaPodsのインストール
CocoaPodsとはios開発に便利なサードパーティ製のライブラリを管理してくれるツール。
FontAwesomeKitもここからインストールできるようなのでこれをインストールします。
web開発でのnpmやbowerみたいなものと解釈してよいのかな。
インストールは簡単で以下のコマンドを実行するだけ
> sudo gem install cocoapods > pod setup
FontAwesomeKitのインストール
githubにも書いてありましたが、以下のとおりやれば自分はできました。
// 使用したいプロジェクトの「***.xcodeprobj」がある場所まで移動 > cd ~/pathto/project // Podfileを作成・編集 > vi Podfile pod 'FontAwesomeKit', '~> 2.1.0' // FontAwesomeKitをインストール pod install
ちなみに、「pod install」した際にかならず1回目に以下のエラーが出て正常にインストールできませんでした。で、もう1度やるとなぜかうまくいきました。こういうものなのかな、、、
[!] Please close any current Xcode sessions and use `SampleFontAwesome.xcworkspace` for this project from now on.
で、今までは「***.xcodeprobj」をxcodeで開いて「Run」ボタンで正常に動作していたのですが、CocoaPodsを組み込んでからはでからは「***.xcworkspace」というファイルが生成されているので、こちらをダブルクリックしてプロジェクトを開くようにします。こちらで開いたものでないとビルドでエラーが出てしまうようです。
実際にFontAwesomeを使ってみる
1. 「Main.storyboard」に「Image VIew」を設置する。
2. 1で設置したアイテムを「icon」という名前でソースコードと紐づける
ViewController.h
@property (weak, nonatomic) IBOutlet UIImageView *icon;
3. UIImageView iconに「Font Awesome」のアイコンを設定して表示してみる
ViewController.m
#import "ViewController.h" #import "FontAwesomeKit/FontAwesomeKit.h" //⭐️追加 @interface ViewController () @end @implementation ViewController - (void)viewDidLoad { [super viewDidLoad]; // Do any additional setup after loading the view, typically from a nib. // アイコン画像を設置 FAKFontAwesome *starIcon = [FAKFontAwesome starIconWithSize:10]; self.icon.image = [starIcon imageWithSize:CGSizeMake(10, 10)]; } ・・・ @end
こんな感じで、画像として使用できるようになりました。
以上です